ポーランド当局がベラルーシ国籍の男逮捕、諜報機関に情報提供した疑い
逮捕されたのは27歳の男。25年7月、東部ルブリン県にある倉庫施設に関するデータを収集し、撮影・写真撮影を行い、その後、この資料を外国の諜報機関に提供したという。
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ポーランド当局が東部地方にある倉庫への放火を企てたとされるベラルーシ国籍の容疑者を逮捕した。検察が18日、明らかにした。
それによると、逮捕されたのは27歳の男。25年7月、東部ルブリン県にある倉庫施設に関するデータを収集し、撮影・写真撮影を行い、その後、この資料を外国の諜報機関に提供したという。
検察庁は声明で、「容疑者は外国の諜報機関のために行動し、倉庫施設への放火を含む破壊・妨害活動の準備をした容疑で起訴された」と述べたが、外国の諜報機関の詳細は明らかにしなかった。
ポーランドはロシアの軍事侵攻を受けるウクライナと国境を接し、西側諸国によるウクライナへの支援拠点となっている。
トゥスク政権はロシアとベラルーシの諜報機関がこの地域で暗躍していると指摘しているが、両国はこの主張を否定している。
ポーランドのメディアによると、容疑者は外国の諜報機関に情報を提供した罪などに問われ、有罪が確定した場合、8年以下の懲役刑に処される可能性があるという。
捜査当局は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。