◎当局は爆発物を確認するために現場から半径200m以内を立ち入り禁止区域に設定。区域内の住民に避難を命じた。
2022年7月11日/ポーランド、首都ワルシャワの大統領府近く(Getty Images/AFP通信)

ポーランド警察は11日、第二次世界大戦のポーランド人虐殺の犠牲者を追悼する行進に爆発物を持ち込んだ男を逮捕したと発表した。

この追悼行進は首都ワルシャワの大統領府近くで行われるため、厳しい交通規制が敷かれた。

警察はツイッターに、「爆発物を持ち込んだ31歳の男を拘束した」と投稿した。

現地メディアによると、当局は爆発物を確認するために現場から半径200m以内を立ち入り禁止区域に設定。区域内の住民に避難を命じた。

男はバックパックに爆弾を入れ、行進に参加した。

警察の広報担当は声明で爆発物を「強力な装置」と呼んだが、それ以上の情報は明らかにしなかった。

現地メディアによると、負傷者が出たという情報は今のところ確認されていない。警察の爆弾処理班が爆発物を無効化したと伝えられている。

避難指示は11日遅くに解除された。

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