◎爆発はパリ中心部の5区で21日に発生。建物1棟が爆発・崩壊した。
フランス・パリの中心部で発生した爆発事故の捜索活動が続いている。地元メディアが消防の話しとして23日に報じた。
爆発はパリ中心部の5区で21日に発生。建物1棟が爆発・崩壊した。
消防によると、少なくとも1人が行方不明となり、救助された4人が重体。54人が軽傷を負った。
フランス24は関係者の話しとして、「隣接する建物も倒壊する恐れがあり、捜索活動を複雑にしている」と報じた。
崩壊した建物の残骸は道路と歩道に散乱し、その横にある建物も大きな被害を受けた。
火災は21日夕方までに鎮火したものの、行方不明者の捜索は二次災害の恐れがあるため、慎重に進められている。
当局はガス漏れが爆発を引き起こした可能性があるとみて捜査している。一部のメディアは目撃者の話しとして、「爆発前に道路周辺でもガスの臭いがした」と報じている。
パリ地検はこの建物が建築基準法や消防法を遵守していたかどうかを捜査するとしている。専門家による現場検証は安全が確立されるまで行われない。
この建物には私立の服飾学校が入っていた。