ノルウェー・オスロ空港にドローン飛来、滑走路閉鎖、事故なし、警察が捜査中
閉鎖は安全確保を目的とした措置であり、およそ20分間にわたって行われた後、通常の体制に戻った。
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ノルウェー・オスロ近郊のオスロ空港は11日、上空でドローンが確認されたため運用中の2本の滑走路のうち1本を一時的に閉鎖したと発表した。閉鎖は安全確保を目的とした措置であり、およそ20分間にわたって行われた後、通常の体制に戻った。今回の事象による大規模な遅延や混乱の報告は出ていないが、航空当局や警察は引き続き状況の把握に努めている。
空港の広報担当は声明で、「滑走路閉鎖の原因となったのは小型のドローンで、管制と警備当局が安全を確認した上で運航を再開した」と説明した。ドローンが航空機や人命に重大な危険を及ぼす可能性があるため、空港ではこの種の物体が周辺空域で観測された際は即座に閉鎖措置を取る方針であるという。
ノルウェーではこれまでにも空港周辺でのドローン飛来が問題となっており、当局はこうした無許可の飛行が航空安全にとって深刻なリスクをはらんでいると警告している。専門家によると、航空機が離着陸のために低高度を飛行する際にドローンと衝突した場合、機体の重大な損傷や事故につながる可能性があるという。空港周辺は飛行禁止区域に指定されているが、ドローンの目撃が相次いでいることを受け、違反が発生した場合の取り締まり強化が求められている。
オスロ空港の運営会社は今回の閉鎖を受け、ドローンの使用者に対し飛行禁止区域への侵入を避けるよう再度注意喚起を行った。また、ドローン操縦者に対して、空港から一定距離以上離れた場所での飛行や関連規則の順守を求める声明を出し、違反が発覚した場合には罰金や機材没収といった法的措置が取られる可能性があるとしている。
警察当局は現時点でドローン操縦者の特定や逮捕には至っていないが、捜査を継続しているとみられる。空港周辺でのドローンは安全保障上の課題となっており、一般市民や航空関係者からの通報を受けて関係機関と連携しながら対応している。
今回の閉鎖は短時間で終了したものの、航空業界ではドローンによる航空運航への影響を重大な問題として注視している。国際民間航空機関(ICAO)や各国の航空当局は、ドローン規制の強化や検知システムの導入を進めるなど、航空安全確保のための取り組みを進めているが、一般向けドローンの普及に伴い、空港周辺での飛行管理の難しさが増している。
