◎国境警備隊は警察は今年、移民1万1000人以上を拘束したと報告している。
北マケドニア警察は15日、ギリシャ国境近くで亡命希望者とみられる142人を拘束したと発表した。
国境警備隊によると、人々は南部のギリシャ国境から数キロの地点で発見されたという。人身売買業者はいなかったようだ。
警察は声明で、「拘束されたのは主にシリアとパキスタン人で、ギリシャから入国したと証言した」と説明している。
警察は人々を国境近くの保護施設に収容し、数週間以内にギリシャに送還する予定。
北マケドニア政府によると、今年不法入国を試みた移民は昨年のほぼ2倍に急増し、その大半がギリシャ国境を越えたという。
国境警備隊は警察は今年、移民1万1000人以上を拘束したと報告している。その大半がシリア、パキスタン、インド出身だった。
西欧に亡命を希望する人々は人身売買業者に数千ドル支払い、ドイツ、イギリス、フランスなどの豊かな国を目指す。