◎この捜査は2022年11月に開始された。
米動画配信大手ネットフリックスのロゴ(Getty Images)

フランスとオランダの捜査当局が5日、動画配信大手ネットフリックスの事務所を家宅捜索したと明らかにした。

フランス司法省は声明で、「両当局は脱税とマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いを中心とする捜査で何カ月も連携してきた」と述べた。

フランス警察の捜査官はネットフリックスのフランス本社を捜索。脱税、マネロン、汚職、ホワイトカラー金融犯罪を専門とする検察庁の職員も同行した。

オランダの捜査当局は首都アムステルダムのネットフリックス欧州本社を家宅捜索した。警察庁の広報担当は声明で、「この捜索はフランス当局の要請に基づき実施された」と述べた。

ネットフリックスは声明で、「弊社はフランス当局の捜査に全面的に協力しており、当然のことながら、弊社は事業を行っているすべての国の税法と規制を遵守している」と強調した。

当局によると、この捜査は2022年11月に開始されたという。

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