市営公園で内戦中の墓地見つかる、14人の遺骨 ギリシャ

専門家はこの遺体について、1946~49年の間に争われた内戦中に処刑された囚人のものとみられる。
2025年6月7日/ギリシャ、テッサロニキ、改修工事中の市営公園(AP通信)

ギリシャ北部テッサロニキの市営公園で内戦時代に処刑されたとみられる14人の遺体を収めた墓地が見つかった。当局が7日、明らかにした。

それによると、この公園では現在改修工事が行われているという。

専門家はこの遺体について、1946~49年の間に争われた内戦中に処刑された囚人のものとみられる。

当局によると、囚人の多くが共産党支持者や同調者であった。

この公園には当時、共産党支持者を収容する監獄があった。

墓地は新しいベンチを設置するエリアで見つかった。遺体は地表から数メートルの地点に埋められていたという。

身元を示すものはなかった。

内戦中に処刑された囚人の親族はこれまでに発見された遺体の身元を特定するよう政府に求めている。

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