▽銃を乱射したのは45歳の男。最後の現場で自らを撃ち、自殺した。
2025年1月1日/モンテネグロ、ツェティニェ、銃乱射事件が発生した現場のひとつ(AP通信)

モンテネグロ中部ツェティニェで男が銃を乱射し、12人が死亡した事件について、政府は2日、国を挙げて喪に服すと宣言した。

銃を乱射したのは45歳の男。最後の現場で自らを撃ち、自殺した。

警察によると、2人の子供を含む12人が死亡、4人が負傷し、病院で治療を受けている。

容疑者は1日、事件現場のバーを一度離れ、銃を持って戻り、午後5時半頃に発砲した。

検察は2日の記者会見で、「容疑者はバーで銃を乱射した後、少なくとも6ヶ所に行き、最後の現場で自らを撃った」と述べた。

それによると、バーで4人が死亡。その後、容疑者は別の現場でさらに4人を、3カ所目で子供2人を殺害した。容疑者はさらに別の2カ所で2人を殺害した後、自殺した。

検察は「捜査当局が事件の経緯を調べており、正確なタイムラインが分かり次第、公表する」と述べた。

政府は2日から国を挙げて3日間喪に服すと宣言。新年のイベントはすべて中止された。

ツェティニェは首都ポドゴリツァの北西約約30キロに位置する。

地元メディアによると、容疑者は2005年に暴力行為で執行猶予付きの有罪判決を受けていた。

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