スポンサーリンク
▽メルツ氏は「エネルギー分野や金融市場以外への制裁も検討している」と述べた。
左からスターマー英首相、マクロン仏大統領、メルツ独首相(AP通信)

ドイツメルツ(Friedrich Merz)首相は13日、ウクライナ戦争の終結に向けた進展が今週中に見られない場合、EUはロシアに対してより厳しい制裁を科す用意があると述べ、新たな制裁パッケージを準備中であると明らかにした。

メルツ氏は記者会見で、「我々はプーチン(Vladimir Putin)大統領の決断を待っており、今週中に進展がなければ、欧州レベルで協力し、制裁を大幅に強化したい」と語った。

またメルツ氏は「エネルギー分野や金融市場以外への制裁も検討している」と述べた。

メルツ氏によると、EU首脳はウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領と、ロシアがウクライナへの攻撃を止めることを条件に、今週トルコで行われるロシアとの協議に参加することで合意したという。

メルツ氏は停戦につながるのであれば妥協するというゼレンスキー氏の姿勢を称賛するとしながら、こう付け加えた。「私はこれ以上の妥協や譲歩は合理的でないと考えています...」

中東歴訪中のトランプ(Donald Trump)米大統領はトルコで15日に予定されているロシアとウクライナの直接協議に参加する可能性を示唆している。

ウクライナと英仏独ポーランドの首脳は先週末、5月12日から無条件の30日間停戦で合意したと発表。トランプ氏も同意した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク