ドイツ国境で警察官に向け発砲、イラン国籍の47歳男死亡
事件は南部ミュンヘン近郊の道路で5月31日の午後に発生。運転手が車から降りて警察官に向けて発砲し、警察官が応戦した。
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ドイツとチェコ共和国の国境付近でドイツ連邦警察のパトカーが車を停止させていたところ、男が警察官に向けて発砲した。ドイツ警察が1日、明らかにした。
それによると、事件は南部ミュンヘン近郊の道路で5月31日の午後に発生。運転手が車から降りて警察官に向けて発砲し、警察官が応戦した。
バイエルン州警察は声明で、「警察官の撃った弾が男に当たり、現場で死亡が確認された」と述べた。
死亡したのは西部マンハイム近郊在住のイラン国籍の47歳の男と特定された。
バイエルン州警察によると、男はチェコ共和国からドイツに入ったとみられる。警察官が車内を確認したところ、メタンフェタミンを発見したとのこと。
メタンフェタミン(俗称メス、スピード、チョークなど)はアンフェタミンより依存性が強く、簡単に作ることができるため、ヘロインに取って代わり、東南アジア・中東・西欧で流行。最も入手しやすい薬物のひとつになっている。