英リバプール車暴走、被告が無罪主張、79人重軽傷
この事件は5月26日の夕方に発生。サッカー・プレミアリーグのリバプールの優勝パレードに参加していた歩行者の列に車が突っ込み、79人が重軽傷を負った。
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英イングランド・リバプール市の中心部でパレードの列に車が突っ込んだ事件について、危険運転や暴行罪を含む31件の罪で起訴された被告が無罪を主張した。現地メディアが4日に報じた。
この事件は5月26日の夕方に発生。サッカー・プレミアリーグのリバプールの優勝パレードに参加していた歩行者の列に車が突っ込み、79人が重軽傷を負った。
ポール・ドイル(Paul Doyle、53歳)被告は計31件の罪に問われ、有罪が確定した場合、終身刑に処される可能性がある。
現地メディアによると、被告はリバプール刑事裁判所の罪状認否手続きにオンラインで出廷。起訴内容を聞かされる間、概ね落ち着いている様子であった。
被告に対する現時点での訴因はこの事件に巻き込まれた生後6カ月から77歳までの29人の被害者に関連している。
捜査当局は被告が単独で行動したと結論付け、テロの可能性を否定。動機は明らかになっていない。
初公判は11月25日に予定されている。