英リバプール車突っ込み事件、53歳被告を追起訴、79人負傷

この事件は5月26日の夕方に発生。サッカー・プレミアリーグのリバプールの優勝パレードに参加していた歩行者の列に車が突っ込み、79人が重軽傷を負った。

英イングランド・リバプール市の中心部でパレードの列に車が突っ込んだ事件について、危険運転を含む容疑で起訴されている被告が新たに24件の罪で追起訴されたことが明らかになった。現地メディアが14日に報じた。

この事件は5月26日の夕方に発生。サッカー・プレミアリーグのリバプールの優勝パレードに参加していた歩行者の列に車が突っ込み、79人が重軽傷を負った。

警察は車を運転していたポール・ドイル（Paul Doyle、53歳）を逮捕。有罪が確定した場合、終身刑を言い渡される可能性がある。

現地メディアによると、被告は14日、リバプール刑事裁判所の公判に刑務所からビデオリンクで出廷したという。

24件の容疑のうち、23件は暴行罪に関するもので、6件は子供、そのうち2件は当時生後6ヶ月と7ヶ月の乳児に対するものであった。

罪状認否は9月4日に行われる予定だ。

警察は被告が単独で行動し、テロの疑いはないと断定。動機は明らかになっていない。