イギリス警察、パレスチナ・アクションの支持者200人超逮捕
パレスチナ・アクションに加入した個人は14年以下の懲役刑に処される可能性がある。
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英ロンドン警視庁は9日、ロンドン中心部で反イスラエル活動を展開する団体「パレスチナ・アクション」を支持する集会に参加したとして、200人以上を逮捕したと明らかにした。
連邦議会は先月初め、同団体のメンバーが空軍基地に侵入し、飛行機を損傷させたことを受け、活動を禁じる法律を可決・公布した。
同団体の支持者は過去1ヶ月間、イギリス各地でデモを実施し、この禁止令が表現の自由を違法に制限していると主張してきた。
議会議事堂前の広場には500人を超える支持者が集まり、多くの人が「ジェノサイドに反対。パレスチナ・アクションを支援」と書かれたプラカードを掲げ、警察を挑発した。
支持者たちはこの禁止令を憲法違反と呼び、一般市民に対し、デモに参加するよう呼びかけた。
パレスチナ・アクションに加入した個人は14年以下の懲役刑に処される可能性がある。
同団体は議会の決定を「独裁的」と批判。禁止令の撤回を求める訴訟がロンドン高等法院で進行中だ。
パレスチナ・アクションはガザ紛争が始まって以来、イギリスでイスラエルと関連する防衛企業や他の企業を標的としてきた団体の一つである。
スターマー政権は9月にパレスチナ国家を承認すると表明。イスラエルを怒らせているが、多くのパレスチナ支持者はガザ紛争を終わらせるために政府が十分なことをしていないと批判している。