◎リトアニアは人口約280万人の小国で旧ソ連構成国だが、ロシアと中国に毅然と立ち向かう民主国家であり、ウクライナを熱烈に支援している。
2022年7月1日/リトアニア、首都ビルニュス郊外の空軍基地、トルコ製無人戦闘機を積み込む兵士たち(Lithuanian Ministry of National Defense)

リトアニア政府はクラウドファンディングで調達した資金を使ってウクライナに人道支援を提供する予定である。

政府は5月末に目標額500万ドルのクラファンを開設し、数日で約600万ドルを調達した。

この資金で武装ドローンを購入しウクライナに提供する予定だったが、キャンペーンに触発されたトルコの軍事企業バイカル(Baykar)が無償でドローンを提供すると表明。資金の大半がウクライナで困難に直面している市民のニーズを満たすために使われることになった。

リトアニア政府によると、資金の一部はドローンの武装に、残りはウクライナ人のために使用されるという。

アヌシャウスカス(Arvydas Anusauskas)国防相は今週、首都ビルニュス郊外の空軍基地に入荷されたドローンをメディアに公開した。

アヌシャウスカス氏は公共放送LRTの取材に対し、「1つの武器で戦争に勝てるとは思っていないが、このドローンは連帯を示す象徴であり、大きな意味がある」と語った。「リトアニア人はウクライナの隣に立っています...」

ドローンは近日中にウクライナに引き渡される予定。

このクラファンには市民数千人が寄付し、わずか数日で目標額を達成した。

リトアニアは人口約280万人の小国で旧ソ連構成国だが、ロシアと中国に毅然と立ち向かう民主国家であり、ウクライナを熱烈に支援している。

ロシアの同盟国ベラルーシで弾圧に直面した野党政治家の多くがリトアニアに亡命している。また西側諸国の中で唯一、国内にチャイニーズ・タイペイではなく「台湾」と明記された台湾駐在員事務所を開設している。

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