ロシア軍がウクライナ首都にミサイル攻撃、一部地域で停電発生
キーウのクリチコ市長によると、一部地域では停電と断水が発生しているという。死傷者の情報はない。
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ウクライナ当局は25日、ロシア軍が首都キーウに大規模なミサイルを攻撃を仕掛け、エネルギーインフラが被害を受けたと明らかにした。
キーウのクリチコ(Vitali Klitschko)市長によると、一部地域では停電と断水が発生しているという。死傷者の情報はない。
クリチコ氏はテレグラムに声明を投稿。「ロシア軍が発射した飛翔体の残骸が市内のビル上階を直撃し、火災が発生した」と述べた。
またクリチコ氏は「敵によるキーウへの攻撃は続いている」として、市民に避難を継続するよう呼びかけた。
ウクライナへの攻撃が続く中、米政府はスイス・ジュネーブで24日に行われたウクライナ和平案に関する協議で大きな進展があったという認識を示した。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は24日、米国が策定したウクライナ和平案を巡り、ジュネーブで協議を行っていた交渉団がウクライナに帰還すると表明。今後の対応について協議すると明らかにした。
またゼレンスキー氏は平和に向けて「可能な限り迅速に」取り組んでいるとする一方、「ロシアはウクライナへの圧力を弱めないだろう」と国民に警告した。
