◎男は首都プリシュティナとセルビア国境近くで昨年行われたプライド・パレードを襲撃する計画を立てたとされる。
コソボ、首都プリシュティナ(Getty-Images)

コソボの地方裁判所は5日、LGBTQ+(性的少数者)のデモ行進を攻撃する計画を立てたとされる男に禁固3年半の実刑判決を言い渡した。

首都プリシュティナの地裁によると、男はサウジアラビアの人物と連絡を取り合い、爆弾の作り方を学んだという。

男はプリシュティナとセルビア国境近くで昨年行われたプライド・パレードを襲撃する計画を立てたとされる。

警察は昨年、サウジから帰国した男を空港内で逮捕した。

地元メディアによると、この男は最近までフランスで生活し、仏当局が男の住居を捜索、イスラム過激派に傾倒する証拠などを押収したという。

検察は男がイスラム過激派に感化され、爆弾を作り、プライド・パレードを襲撃する計画を立てたと主張していた。

コソボ内務省によると、約30人のアルバニア系住民がシリアとイラクのイスラム過激派に所属している可能性があるという。

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