▽チャールズ国王はがん治療による「一時的な副作用」のため、3月27日に一時入院した。翌日、国王はロンドン中心部に姿を現し、人々に手を振った。
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チャールズ英国王(King Charles III)が7日、イタリア・ローマに到着した。チャールズ国王の海外訪問はがん治療の副作用で短期入院後初。
チャールズ国王とカミラ(Queen Camilla)王妃は3日間の日程でイタリアに滞在し、英国君主として初のイタリア議会での演説、大統領や首相との面会、連合軍によるアドリア海の都市解放80周年を記念する式典などに出席する。
予定されていたフランシスコ教皇(Pope Francis)との会談は教皇が肺炎を患っているため、双方の合意により延期された。
教皇は2週間前にバチカンに戻り、6日の日曜礼拝で信者の前に姿を見せた。
チャールズ国王はがん治療による「一時的な副作用」のため、3月27日に一時入院した。翌日、国王はロンドン中心部に姿を現し、人々に手を振った。
2人は北イタリアのエミリアロマーニャ州で1945年4月10日にこの地域が連合軍によってナチスから解放されてから80周年を記念する式典に出席する。
王室によると、2人はエミリアロマーニャ州の郷土料理を食べる予定。また、最近この地域を襲った洪水で被害を受けた地元の農家とも面会する予定だ。