◎火災は午前1時30分頃に発生。入居者の部屋から出火したとみられ、女性5人と男性1人が亡くなった。
イタリア・ミラノの老人ホームで火災が発生し、入居者6人が死亡、約80人が負傷した。地元当局が7日に明らかにした。
それによると、火災は午前1時30分頃に発生。入居者の部屋から出火したとみられ、女性5人と男性1人が亡くなったという。死因は明らかにされていない。
負傷者のうち2人は重体と伝えられている。
国営ラジオRAIは現場で対応に当たった消防士の話しとして、「多くの入居者が煙を吸い、病院に搬送された」と伝えている。
火は数時間後に消し止められた。消防が出火原因を調べている。
現場を視察したミラノのサラ(Giuseppe Sala)市長は記者団に対し、「この老人ホームに入居する人々は北イタリアにある別の施設に転居する予定」と語った。
地元メディアによると、入居者の多くはアルツハイマー病を患っているという。