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イタリア首相、女性を標的にしたウェブサイトに「嫌悪感」表明

女性器を指す下品なスラングをもじった名称のウェブサイト「phica.eu」の運営者は広範な非難と苦情を受け、28日にこのサイトを閉鎖した。
イタリアのメローニ首相(Getty Images)

イタリアのメローニ(Giorgia Meloni)首相は29日、同氏を含む女性たちの写真を無断掲載していたアダルトサイトを非難し、インターネット上の女性蔑視や虐待への全国的な抗議が高まる中、強い怒りを表明した。

女性器を指す下品なスラングをもじった名称のウェブサイト「phica.eu」の運営者は広範な非難と苦情を受け、28日にこのサイトを閉鎖した。

メローニ氏は地元紙の取材に対し、「今回の事態に嫌悪感を抱いている。このサイトの運営者とその利用者によって侮辱され、傷つけられ、プライバシーを侵害された全ての女性に対し、連帯と深い思いやりを表明したい」と語った。

同サイトは2005年から運営され、登録会員数は20万人を超えていた。

地元メディアによると、今週、女性を蔑視するオンライン虐待事件が広く報じられたことを受け、このサイトに注目が集まったという。

今月初め、作家で活動家のカロリーナ・カプリア(Carolina Capria)氏が主導した法的措置を受け、フェイスブックは「Mia Moglie(私の妻の意)」というアカウントを削除した。

このアカウントは女性の同意なしに卑猥な写真を共有していた。

イタリアを含む欧州諸国ではデジタル性暴力が社会問題になっている。これはスマートフォンやインターネットを介して行われ、同意のない性的な要求、撮影、拡散、脅迫などの性暴力全般を指る。

具体的にはSNSで知り合った相手から性的な画像・動画を送るよう要求されたり、送った画像が同意なく拡散されたりするほか、盗撮した画像をばらまくと脅してさらに性的な行為を強要されるなどの被害が挙げられる。

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