◎国際テロ組織アルカイダ系列の組織は2年前、マリの首都バマコの南東に位置する町で生活していた3人の自宅を急襲、誘拐した。
西アフリカ・マリのイスラム過激派に誘拐され、2年間の監禁生活に耐えたイタリア人家族3人が帰国した。現地メディアが27日に報じた。
それによると、3人はローマの空港に無事到着し、外相に出迎えられたという。
国際テロ組織アルカイダ系列の組織は2年前、マリの首都バマコの南東に位置する町で生活していた3人の自宅を急襲、誘拐した。
3人はキリスト教団体「エホバの証人」の信者で、10年近く前にマリに移住したという。
外務省の報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「3人が無事帰国したことを嬉しく思う」と書き込んだ。
3人が保護された経緯は明らかになっていない。
一部の地元メディアは関係者の話しとして、「3人はマリ軍政によるイスラム過激派掃討作戦中に保護された」と伝えている。