◎事故はトスカーナ州ピストイア近郊の数百年の歴史を持つ旧修道院で13日夕方に発生。結婚披露宴に出席していた30人が負傷し、うち5人が重体だという。
イタリア、中部トスカーナ州の集落(Getty Images)

イタリア中部トスカーナ州近郊にある旧修道院の天井が崩落し、30人が重軽傷を負った。地元当局が13日、明らかにした。

それによると、事故はトスカーナ州ピストイア近郊の数百年の歴史を持つ旧修道院で13日夕方に発生。結婚披露宴に出席していた30人が負傷し、うち5人が重体だという。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「15世紀に建設された旧修道院の天井が突然崩落した」と伝えている。

この旧修道院はレストランとして利用されていた。

州知事室はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「負傷者はフィレンツェを含む周辺地域の病院に搬送された」と書き込んだ。

ソーシャルメディアで共有された動画には救助隊が瓦礫の中から女性を救出するところが映っていた。

行方不明者はいないとみられる。

崩落の原因は分かっておらず、警察と消防が調査に当たるとしている。

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