▽事故は南部バンスコで28日に発生。男性は標高約600メートル地点で転倒し、崖から転落したという。
ブルガリア南部のスキーリゾートで事故があり、アイルランド国籍の29歳男性が死亡した。山岳救助隊が29日、明らかにした。
それによると、事故は南部バンスコで28日に発生。男性は標高約600メートル地点で転倒し、崖から転落したという。
一緒に行動していたグループのひとりが警察に通報。山岳救助隊が出動し、男性を救助、病院に搬送した。
この時男性は意識がなく、心肺停止状態であった。
バンスコ市内の病院で男性を治療した医師はAP通信の取材に対し、「救命措置を取り、ケガの程度を評価した後、必要な措置を取ったが、数時間後に息を引き取った」と語った。
地元警察が男性と一緒に行動していた数人から話しを聞いている。
バンスコは東ヨーロッパを代表するスキーリゾートのひとつ。アルペンスキー大回転など、様々な国際大会が開催されている。