英ロンドン刑務所から誤って釈放された受刑者逮捕

2人はロンドン南西部のワンズワース刑務所から誤って釈放された。

英ロンドンの刑務所から2人の受刑者が誤って釈放された事件について、ロンドン警視庁は7日、24歳の男を逮捕したと発表した。

2人はロンドン南西部のワンズワース刑務所から誤って釈放された。

この刑務所では昨年、受刑者が食料配達トラックの下部にしがみついて脱走する事件が発生していた。

警視庁によると、24歳の男は10月29日に誤って釈放。さらに、11月3日に35歳の男も誤って釈放されたという。

35歳の男は6日、自ら警察に出頭、身柄を確保された。この男は不法侵入罪で服役中であった。

24歳の男はアルジェリア国籍。2019年に合法的に入国したが、ビザ（査証）の期限を過ぎ、国外退去手続きが進められていた。

イングランド東部エセックスの刑務所では10月24日、エチオピア国籍の男が誤って釈放され、2日後に逮捕された。

この男は9月に14歳少女への性的暴行で懲役1年の実刑判決を受けていた。

この誤釈放事件は与党・労働党の頭痛の種になっている。