▽気象台は29日深夜、サントリーニ島の監視センサーが島内のカルデラで軽度の地震を感知したと明らかにした。
ギリシャの有名観光地サントリーニ島で火山活動が活発化しているため、災害対策関係者による会合が招集された。
気象台は29日深夜、サントリーニ島の監視センサーが島内のカルデラで軽度の地震を感知したと明らかにした。
同様の火山活動は2011年にも記録されている。その時は14ヶ月間続き、収束した。
ギリシャ南部のペロポネソス半島からキクラデス諸島にかけて広がる火山帯を監視している科学者たちはサントリーニ島のカルデラ北部にある中央断層線において、火山活動が活発化していると指摘した。
それによると、現在入手可能なデータを見る限り、噴火が差し迫っているという兆候はみられないという。
サントリーニ島の人口は約2万人。ギリシャを代表する観光地のひとつであり、年間340万人もの観光客が訪れる。