▽デモ隊はオルバン首相に抗議し、LGBTQ+(性的少数者)の権利を拡充するよう訴えた。
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ハンガリーの首都ブダペストで1日、政府与党の反LGBTQ法に抗議するデモが行われ、数千人がシュプレヒコールを上げた。
デモ隊はオルバン(Viktor Orbán)首相に抗議し、LGBTQ+(性的少数者)の権利を拡充するよう訴えた。
フィデス・ハンガリー市民同盟は先月、この法案をあっという間に可決した。
この法律は18歳未満の未成年者に対する同性愛の「描写や宣伝」を禁止し、争点となっている児童保護法に違反するイベントの開催や参加を犯罪とする。
プライドパレードを含むLGBTQ関連のイベントに参加した場合、最高20万フォリント(約8万2000円)の罰金が科される。
オルバン氏は当時、採決に先立ち、野党を激しく罵り、LGBTQ+を「ガラクタ」と嘲笑。伝統的な家族と価値観を守ると誓った。
オルバン氏は独立メディアやNGOに対する海外からの送金も抑制する法案も準備している。
オルバン政権が起草した児童保護法は2021年に成立。テレビ、映画、広告、文学など、未成年者が入手可能なコンテンツにおける同性愛の描写や宣伝を禁止したほか、学校教育プログラムにおけるLGBTQ問題への言及を禁止し、さらに出生時の性別から逸脱した性別(トランスジェンダー)を公に描写することも禁じている。
2010年から政権を握っているオルバン氏はトランプ(Donald Trump)米大統領の盟友であり、キリスト教保守主義を推進してきた。
この法律により、警察は顔認識カメラを使ってイベントに参加する人々を特定し、参加者に罰金を科すことができるようになった。
オルバン氏は1日、SNSへの投稿で「このような抗議デモを開催できることをありがたく思うべきだ」と投稿。新法に対する反対派の抗議を「挑発」と呼んだ。