◎ボートはトルコ西岸を出港したとみられ、風の強い海域で転覆・沈没した。
ギリシャ東部サモス島沖で移民を乗せたボートが沈没し、少なくとも4人が死亡した。沿岸警備隊が23日、明らかにした。
それによると、ボートはトルコ西岸を出港したとみられ、風の強い海域で転覆・沈没したという。
巡視艇は女性4人の遺体を収容、5人を救助したと報告している。ボートに乗っていた人の数は不明。
国営ラジオ・テレビERTはこの海域で活動している慈善団体の話しとして、「ボートには少なくとも30人の移民が乗っていたとみられる」と報じている。
それによると、沿岸警備隊はサモス島の海岸で移民とみられる人々を発見したという。彼らが沈没したボートに乗っていたかどうかは明らかになっていない。
捜索には沿岸警備隊の巡視艇3隻、民間の船舶1隻、空軍のヘリが参加した。
ギリシャは豊かな西欧への亡命を求める移民の中継地であり、トルコ西岸とアフリカ北部リビアやチュニジアに拠点を置く人身売買組織が頻繁に利用している。
その多くがトルコ沿岸からギリシャの島々へボートで横断を試みる。しかし、この海域の国境警備は強化されているため、トルコ南部または北アフリカから大型船で直接イタリアに向かう者も少なくない。