◎F16は米ロッキード・マーティン社が製造する第4世代戦闘機のひとつ。20カ国以上の空軍で採用され、後発の4.5世代に引けを取らない能力があると評価されている。
ギリシャ空軍のF16戦闘機が訓練飛行中に墜落した。同空軍が20日、明らかにした。
それによると、事故は首都アテネの北東約175キロに位置する離島の近くで発生。パイロットは機外に脱出し、その後救助されたという。
F16は空軍基地を離陸した直後に墜落した。
空軍の報道官によると、軍と沿岸警備隊がパイロットを捜索し、ヘリ部隊が発見、救助したという。
パイロットは経過観察のため入院した。
F16は米ロッキード・マーティン社が製造する第4世代戦闘機のひとつ。20カ国以上の空軍で採用され、後発の4.5世代に引けを取らない能力があると評価されている。
ギリシャは現在、NATOのライバルであるトルコと歩調を合わせることを目的とした軍近代化計画の一環として、F16をアップグレードしている。
中央政府は20日、アテネ近郊の基地でロッキード・マーティン社のMH-60Rシーホークヘリコプター3機の引き渡し式を行った。それによると、同社は来年にもMH-60Rを4機納入する予定だという。