ギリシャ航空、12月からイラク・バグダッド直行便運航へ
ギリシャのエーゲ航空は12月16日にアテネ発バグダッド行きの運航を開始する予定だ。
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ギリシャ政府は30日、イラク・バグダッドへの直行便を年内に就航すると明らかにした。
それによると、ギリシャのエーゲ航空は12月16日にアテネ発バグダッド行きの運航を開始する予定だという。
欧州の中でバグダッド直行便を運航している会社はない。
ギリシャのゲラペトリティス(Giorgos Gerapetritis)外相はイラク外相との共同記者会見で、「これにより人的交流、経済関係、そして文化的な結びつきが大幅に強化されるだろう」と語った。
エーゲ航空を含む数社が欧州からイラク北部クルド人自治区の中心都市アルビルへの直行便を運航しているが、安全保障上の懸念からバグダッドをほぼ避けてきた。
2003年に米国主導の侵攻でイラクの独裁者サダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領が打倒された後、生じた治安の空白が宗派間暴力の長期化や、イスラム国(ISIS)を含む武装勢力の台頭を招いた。
