◎ギリシャは紛争地から逃れた中東・アフリカ・アジアの移民の目的地のひとつであり、年間数万人が船や陸路で亡命を試みている。
2023年2月7日/ギリシャ、レスボス島沿岸(Greek Coast Guard/AP通信)

ギリシャのレスボス島沖で移民48人が救助された。同国の沿岸警備隊が13日、明らかにした。

それによると、レスボス島周辺をパトロールしていた巡視艇が13日早朝にボートを発見。亡命希望者とみられる外国人48人を救助したという。

沿岸警備隊は声明で、「巡視艇は48人を救助したのち、レスボス島の港に移送した」と述べている。

48人のうち3人が島内の病院に搬送され、手当てを受けているようだ。地元当局によると、3人の命に別条はないという。

48人の国籍は明らかにされていない。ソーシャルメディアで共有された動画には隊員と一緒に歩く黒人男性が映っていた。

48人が乗っていたボートは沈没寸前で、沿岸警備隊による救助活動後、まもなく沈没したという。

ギリシャは紛争地から逃れた中東・アフリカ・アジアの移民の目的地のひとつであり、年間数万人が船や陸路で亡命を試みている。

地中海はこの時期、水温が高く、イタリアやギリシャを目指す多くの移民が北アフリカからボートで出港する。

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