◎犯行声明は確認されておらず、警察が威力業務妨害の疑いで捜査している。
ギリシャ北部テッサロニキの裁判所に爆発物が入った小包が届き、爆発物処理班が対応に当たった。地元警察が12日、明らかにした。ケガをした人はいなかった。
警察によると、小包を受け取った判事は不審に思い、開封しなかったという。
同国では現在、弁護士のストライキによりほとんどの裁判が延期されているため、テッサロニキの裁判所に一般市民はほとんどいなかった。
判事は警察に不審な小包が届いたと通報。スキャンした結果、爆発物であることが判明し、陸軍の爆発物処理班がこれを解除した。
地元メディアによると、犯行声明は確認されておらず、警察が威力業務妨害の疑いで捜査している。