◎爆発はデュッセルドルフの北東部に位置する街のアパートで11日午前に発生。現場で対応に当たった消防士10人と警察官2人が負傷した。
2023年5月11日/ドイツ、ノルトライン・ウェストファーレン州、爆発が起きたビル近くの道路(David Young/ドイツ通信社)

ドイツの警察当局は11日、西部ノルトライン・ウェストファーレン州のアパートで爆発が起き、12人が負傷、爆発に関与したとみられる容疑者を拘束したと発表した。

当局によると、爆発は同州デュッセルドルフの北東部に位置する街のアパートで11日午前に発生。現場で対応に当たった消防士10人と警察官2人が負傷した。

爆発の原因は明らかになっておらず、警察が捜査を進めている。

同州政府の広報担当によると、アパート内から1人の遺体が収容されたという。この遺体と爆発が関連しているかどうかは不明である。

ドイツ通信社(dpa)は警察筋の話として、「消防と警察は11日午前、このアパートの住人とみられる2人に関連する通報を受け、現場に急行した」と報じている。

爆発後、重装備の機動隊が現場周辺を封鎖した。爆発が起きたのはアパートの上層階と伝えられている。

その後、警察は57歳の男を拘束したと発表したが、罪状は明らかにしていない。

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