◎危険物を積んだトラックが別のトラック3台に衝突し、その後ろに高圧タンクを積んだトラックが突っ込んだ。
ドイツ東部マクデブルク近郊の高速道路でトラック数台が絡む多重衝突事故が発生し、少なくとも2人が死亡、1人が負傷した。現地メディアが30日に報じた。
ドイツ通信社(dpa)によると、事故は高速道路の工事現場(車線規制あり)で29日に発生。危険物を積んだトラックが別のトラック3台に衝突し、その後ろに高圧タンクを積んだトラックが突っ込んだ。
事故後、火災が発生し、危険物を積んだトラックに燃え広がったと伝えられている。
当局は事故現場から有毒ガスが検出されたと報告している。
dpaによると、事故後、数回爆発が発生し、周辺住民に窓を開けないよう注意勧告が出たという。
当局は事故現場から半径650メートルを立ち入り禁止区域に指定した。
dpaは消防当局者の話しとして、「死傷者の数は増加する可能性がある」と伝えている。
事故が起きた区間はさらなる爆発の恐れがあるため、30日午前の時点で閉鎖されたままである。