◎ホビーホース選手権は20年ほど前に北欧フィンランドで始まり、コロナ禍にSNSで世界中に拡散された。
ドイツ・フランクフルトで14日、ホビーホース選手権が開催され、数百人の若い勤勉なライダーたちが木製の馬に乗って専用のコースを疾走した。
ホビーホース選手権は20年ほど前に北欧フィンランドで始まり、コロナ禍にSNSで世界中に拡散された。
ドイツ初のホビーホース選手権には300人の選手がエントリー。そのほとんどが10代の若者であったが、大人も20人ほど交じっていた。
約1500人の観客が見守る中、木製の馬にまたがった男女が体育館に設けられた専用コースを走り、飛び、転がりながらゴールを目指した。
米国やオーストラリアでも今年、第1回大会が開催されている。
2020年から練習を続けているという中部ギフホルン出身の15歳(エントリー名マックス)はAP通信の取材に対し、「ホビーホースは自分に自信を与えてくれるし、みんなと一緒にやるのが楽しいんだ」と語った。
フィンランドのメディアによると、ホビーホースは女性のエンパワーメントを強調するスポーツとして、高く評価されているという。
ドイツでは1年前に全国初のホビーホースクラブが誕生。当時の会員はわずか13人であった。しかし、現在では5000人以上の選手が活動し、全国に200以上のクラブがある。
同選手権は15日まで開催されている。