◎消防士の遺体はバイエルン州南部のイルム川沿いにある町で収容された。
ドイツ南部バイエルン州の一部地域で2日、大雨による洪水が発生し、消防士1人が死亡、列車が運行不能となった。
ドイツ通信社(dpa)によると、消防士の遺体はバイエルン州南部のイルム川沿いにある町で収容されたとう。
この消防士と3人の同僚を乗せたボートは氾濫した川の近くで転覆した。報道によると、3人は自力で川岸に泳ぎ着いたという。
シュツットガルトの東方約50キロに位置する集落では1日遅く、長距離列車が土砂崩れに巻き込まれて脱線。乗客185人にケガはなかった。
ドイツ鉄道(国鉄)はホームページに声明を掲載。「バイエルン州を含む南部地域で遅延が発生しており、ホームページ等で最新の運行状況を確認してほしい」と利用者に呼びかけた。
土砂崩れに巻き込まれた列車はミュンヘン、ベルリン、シュツットガルトを経由してスイスのチューリヒに向かっていた。