◎来園者は敷地外に避難し、現時点で負傷者は報告されていない。
ドイツ南西部ルストにある同国最大のテーマパーク「エウロパ・パーク」で19日、大規模な火災が発生した。
地元警察は声明で「消防が対応に当たっており、火災は制御下にある」と述べている。
それによると、来園者は敷地外に避難し、現時点で負傷者は報告されていないという。
ドイツ通信社(dpa)は関係者の話しとして、「スペインをテーマにしたセクションとマジックワールドオブダイヤモンドと呼ばれるエリアが特に激しく燃えている」と伝えている。
火元は明らかにされていない。
エウロパ・パークはフランスやスイスなど、多くの観光客が訪れる人気観光地であり、昨年の来園者は600万人を超え、コロナ禍以前の水準を上回った。
同園では2018年にも大きな火災が発生し、消火に当たった消防士少なくとも7人が負傷している。