◎事故はプールのアトラクションで発生し、来園客1人を含む4人が負傷した。
ドイツ南西部ルストにある同国最大のテーマパーク「エウロパ・パーク」で事故があり、4人が負傷した。地元警察が14日、明らかにした。
それによると、事故はプールのアトラクションで発生し、来園客1人を含む4人が負傷したという。
AP通信は関係者の話しとして、「移動式プールがショーの最中に割れ、水が別のアトラクションに流れ込んだ」と伝えている。
同園によると、来園客1人がかすり傷を負ったものの、他の客にケガはなかったという。負傷した残り3人はスタッフとみられる。
エウロパ・パークはフランスやスイスなど、多くの観光客が訪れる人気観光地であり、昨年の来園客は600万人を超え、コロナ禍以前の水準を上回った。
同園には欧州各国をテーマにしたエリア、ファンタジーをテーマにしたエリア、アトラクションエリアがあり、会議が開催されることもある。
同園では今年6月、大規模な火災が発生し、来園客が避難を余儀なくされた。この火災で消防士2人が軽傷を負ったものの、来園客にケガはなかった。