◎事故は州都ミュンヘンの南東に位置する地区の廃棄物処理会社の敷地内で26日早朝に発生した。
ドイツ南部バイエルン州の廃棄物処理会社で従業員3人が排水システムの点検作業中に死亡した。地元警察が25日、明らかにした。
それによると、事故は州都ミュンヘンの南東に位置する地区の廃棄物処理会社の敷地内で26日早朝に発生。従業員1人が水で満たされた排水溝内に入り作業していたところ、連絡が途絶えたという。
ドイツ通信社(dpa)は関係者の話を引用し、「従業員1人と連絡が途絶えたため、同僚2人が助けにいった」と報じている。
通報を受け、消防と警察が現場に急行したものの、3人を見つけることはできなかった。報道によると、会社が排水システムを停止し、排水溝内の水位を下げ、その後、消防が捜索に当たったという。
州警察の報道官は声明で、「排水溝から3人を救助し、その場で死亡を確認した」と述べている。死因はいずれも溺死とみられる。
亡くなったのは20歳、27歳、28歳の男性。いずれもこの地域に住んでいた。
警察が事故原因を調べている。