◎約180のLGBTQ+団体がパレードに参加し、一部の団体は独自の集会も開催した。
ドイツ西部の都市ケルン(ノルトライン・ヴェストファーレン州)で3日、LGBTQ+(性的少数者)団体が主催するプライド・パレードが行われ、約100万人が参加した。
ドイツ通信社(dpa)によると、約180のLGBTQ+団体がパレードに参加し、一部の団体は独自の集会も開催したという。
主催団体は約120万人、ノルトライン・ヴェストファーレン州警察は約100万人が参加したと報告している。
同州の知事はdpaの取材に対し、「このパレードはケルンが多様性を擁護していることを意味する」と語った。「ドイツは(LGBTQ+に対する)憎しみを排除するために行動し続けるでしょう」
dpaによると、ケルンには国内最大のLGBTQ+コミュニティがある。
連邦政府の性的・性別的多様性の受け入れに関する委員会の顧問は式典の演説で、「基本的人権を認めない過激派に立ち向かう必要がある」と述べた。「残念ながら、ドイツを含む世界各地に人々の自由を認めようとしない過激派がいます。今日、ケルンからメッセージを発信します。私たちはこの自由を決して奪わせません」