▽ドイツでは大晦日の夜、公共の場で花火を打ち上げて新年を祝う。
ドイツ政府は1日、大晦日のイベントで多くの警察官や消防士が暴徒に襲われ負傷したと明らかにした。
ドイツでは大晦日の夜、公共の場で花火を打ち上げて新年を祝う。しかし、24年のカウントダウンイベントは一部の暴徒によって台無しになった。
首都ベルリンでは30人の警察官と1人の消防士が負傷、400人以上が逮捕された。警察はさらなる暴力を防ぐため、全国から数百人の警察官をベルリンに派遣した。
ドイツ通信社(dpa)は関係者の話しとして、「暴徒が放った花火に当たるなどして5人が死亡、数百人が負傷した」と報じている。
フェーザー(Nancy Faeser)内務・国家相は声明で事件を非難。次のように言及した。「連邦各州と警察による取り締まりは暴力と混乱の加害者に対する正しい手段である。ベルリンだけでも多くの逮捕者が出ており、警察官への襲撃が相次いで報告されている...」
またフェーザー氏は負傷した警察官と消防士の回復を祈り、すべての容疑者が刑事責任に問われることになる強調した。