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ドイツ政府、イスラエルへの軍事装備の輸出制限を解除

首相府の報道官は記者会見で、「この制限は11月24日に解除される」と語った。
イスラエルとドイツの国旗(Getty Images)

ドイツ政府は17日、イスラエルとガザ地区のイスラム組織ハマス間の停戦から数週間を経て、イスラエルへの軍事装備の輸出制限を解除すると発表した。

メルツ(Friedrich Merz)首相は8月初旬、追って通知があるまで、ガザで使用される可能性のある軍事装備のイスラエルへの輸出を停止すると発表。ガザ市を制圧するというイスラエル政府の決定に深刻な懸念を表明した。

首相府の報道官は記者会見で、「この制限は11月24日に解除される」と語った。

また報道官は「10月10日以降、ガザでは停戦が続き、現地の状況は概ね安定している」と述べ、「それが今回の決定の根拠である」と説明した。

報道官は制限発動以降にイスラエルから装備輸出の要請があったか、あるいは何らかの装備が差し止められたかについてはコメントを控えた。

ドイツはパレスチナ国家を承認せず、イスラエル寄りの方針を維持している。

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