◎男は外国のテロ組織を支援した疑いで、北部ザルツギッターで14日に逮捕された。
レバノン、イスラム教シーア派組織ヒズボラの支持者(Getty Images)

ドイツの捜査当局は15日、レバノン親イラン民兵組織ヒズボラのためにドローンの部品を調達したとして、レバノン国籍の男を逮捕したと明らかにした。

それによると、男は外国のテロ組織を支援した疑いで、北部ザルツギッターで14日に逮捕されたという。

ドイツ通信社(dpa)は当局者の話しとして、「男は2016年の夏までヒズボラの構成員として働き、今年、組織の命令で軍用ドローン組み立て用の部品をドイツ国内で調達し始めた」と伝えている。

それによると、部品はレバノンに輸出され、イスラエルへのテロ攻撃に使用されることになっていたという。

裁判所は15日、男を勾留するよう命じた。

イスラエルとヒズボラは昨年10月にガザ紛争が始まって以来、国境沿いでほぼ毎日交戦している。

ヒズボラ指導部はガザ停戦が実現すればイスラエルへの攻撃を停止すると主張している。

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