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◎25歳の主犯格はドイツ人で、今年4月にイスタンブールに飛び、イスラム過激派と合流するためにシリアに向かう予定であった。
ドイツ、首都ベルリン、警察官(Getty Images)

ドイツ西部ユダヤ人コミュニティへの襲撃を計画したとして、3人の男が起訴された。検察当局が29日、明らかにした。

シュトゥットガルト検察によると、25歳の主犯格はドイツ人で、今年4月にイスタンブールに飛び、イスラム過激派と合流するためにシリアに向かう予定であった。その計画は失敗し、男はドイツに戻ったという。

その後、ドイツ国籍の18歳男とともに、ハイデルベルクかマンハイムにあるユダヤ人施設への攻撃を計画したとされる。

検察によると、2人は警察に射殺されることを想定し、ショルツ(Olaf Scholz)首相とそのイスラエル政策に対する怒りを犯行声明として撮影し、公開することも計画していたという。

検察は声明で、「攻撃の目的はドイツとイスラエルの協力関係を終わらせることであった」と述べた。ドイツはイスラエルの強固な同盟国である。

主犯格の男は勾留中。この男は5月に発生したドイツ人警察官襲撃でも罪に問われている。

同じく勾留中の18歳はテロ等準備罪や共謀罪などで起訴されている。

もう1人の容疑者は主犯格の男を支援したとみられ、テロ等準備罪で起訴された。

警察は3人の認否を明らかにしていない。

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