◎爆発はモスクワの南方約1300キロに位置するカラチャイ・チェルケシアの首都チェルケスクの5階建て集合住宅で31日早朝に発生。上層2階が大きく損壊した。
2024年10月31日/ロシア、カラチャイ・チェルケシア共和国、ガス爆発が起きた建物(TASS/AP通信)

ロシア南部・カラチャイ・チェルケシア共和国の集合住宅で爆発があり、5人が死亡、4人が負傷した。緊急事態省が10月31日、明らかにした。

それによると、爆発はモスクワの南方約1300キロに位置するカラチャイ・チェルケシアの首都チェルケスクの5階建て集合住宅で31日早朝に発生。上層2階が大きく損壊した。

チェルケスクの緊急事態省事務所は声明で、「これまでに5人の死亡を確認し、4人が病院に搬送された」と明らかにした。

また同省は「ガス漏れによる爆発とみられ、集合住宅全体が崩れ落ちる可能性がある」と述べた。

爆発の原因は明らかになっていない。

ロシアではこのような事故が相次いでいる。

8月にはウラル山脈の5階建て住宅の一部がガス爆発で崩壊し、11人が死亡した。

国営タス通信によると、2022年初めから2024年8月1日までの間にこのような爆発が少なくとも7件発生し、合計50人以上が死亡したという。

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