◎爆発は地中海沿いの町にある石油製品を作るプラントで発生。消防車10数台が消火にあたり、まもなく鎮火した。
フランス南部エロー県の石油化学工場で爆発があり、少なくとも1人が重傷を負った。警察当局が10日、明らかにした。
それによると、爆発は地中海沿いの町にある石油製品を作るプラントで発生。消防車10数台が消火にあたり、まもなく鎮火した。
爆発の原因は不明。警察と消防が調査している。
AFP通信によると、工場の従業員1人が意識不明の重体。約200人が避難したという。
消防は周辺住民に対し、有害物質を含む煙が発生する恐れがあるとして、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。当局は周辺土壌の検査も行うとしている。
爆発は穀物から燃料を製造する閉鎖中のプラントで発生したと伝えられている。
フランスの法律は石油を含む危険物を扱う施設に様々な安全対策を義務付けている。