▽化学工場の倉庫にはプール用の塩素が70トン保管されていた。
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スペイン北東部の化学工場で火災が発生し、近隣の5つの町の住民に屋内待機命令が出た。地元メディアが10日に報じた。
それによると、火災はカタルーニャ自治州バルセロナ近郊の化学工場で10日未明に発生。消防が周辺住民に健康上の警告を発し、屋内にとどまるよう勧告した。
消防は声明で、「呼吸困難を訴えた4人が現場で手当てを受けた」と述べた。いずれも命に別条はないという。
報道によると、化学工場の倉庫にはプール用の塩素が70トン保管されていたという。
消防はその後、10日午後に火災を鎮圧したと発表した。出火原因は明らかになっていない。
消防によると、工場内でケガ人は確認されていないという。