▽フィンランドは世界有数の砕氷船輸出国である。砕氷船の約80%はフィンランドの企業が設計し、約60%はフィンランドの造船所で建造されている。
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フィンランドのストゥブ(Alexander Stubb)大統領が29日、米フロリダ州にあるトランプ(Donald Trump)大統領の邸宅マー・ア・ラゴを訪問し、両国のパートナーシップ強化について話し合った。
トランプ氏は自身のソーシャルメディア・プラットフォームに声明を投稿。「ストゥブ大統領と私は、米国とフィンランド間のパートナーシップを強化することを楽しみにしている。そのパートナーシップには米国が必要としている多数の砕氷船の購入と開発が含まれ、米国と世界に平和と国際的な安全保障をもたらす」と書いた。
フィンランド大統領府によると、両首脳は朝食を共にし、ゴルフを楽しんだ後、昼食も共にしたという。
また両首脳はウクライナ戦争を含む外交問題についても話し合った。ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は先週、フィンランドの首都ヘルシンキでストゥブ氏と会談していた。
フィンランド大統領府は声明の中で、「トランプ大統領との会談は非常に有意義であった」と述べた。
この会談はトランプ政権のバンス(JD Vance)副大統領がフィンランドの緊密な同盟国デンマークの自治領グリーンランドを訪問をした翌日に行われた。
バンス氏はデンマーク政府がグリーンランドの安全保障にコミットしていないと非難した。
フィンランドは世界有数の砕氷船輸出国である。砕氷船の約80%はフィンランドの企業が設計し、約60%はフィンランドの造船所で建造されている。
米国、フィンランド、カナダ政府は昨年11月、知識、情報、資源の交換を通じて世界クラスの砕氷船を開発する協定に署名した。