◎これはウクライナ侵攻をめぐるEUの対ロシア制裁の解釈に沿ったものであり、バルト三国も同様の措置を取っている。
フィンランド政府は15日、ロシアナンバーの自動車の入国を禁じた。
これはウクライナ侵攻をめぐるEUの対ロシア制裁の解釈に沿ったものであり、バルト三国も同様の措置を取っている。
フィンランド放送協会(YLE)は外務省の声明を引用し、「15日の午前0時(現地時間)をもって、ロシアで登録された自動車はフィンランドに乗り入れができなくなる」と伝えた。
エストニア、ラトビア、リトアニア政府は今週初めにこの措置を導入した。
リトアニアに囲まれたロシアの飛び地「カリーニングラード州」には列車で入国できる。
EUの対ロシア制裁により、ロシアで登録された自動車は加盟27カ国の領内に入ることができなくなっている。バルト三国はあえてこの措置を導入したと宣言することで、ウクライナへの連帯を表明したのである。
YLEによると、一部の例外を除き、ロシアナンバーの車は原則、フィンランドに入国できなくなった。
フィンランドは今年4月にNATOに加盟した。