◎墜落したのは1930年代に導入され、現在は主に航空ショーで使用されている米製のT6練習機(単発機)。
フィンランド南部で第二次世界大戦時代の飛行機が離陸直後に墜落、炎上し、2人のドイツ人男性が死亡した。警察が17日、明らかにした。
それによると、墜落したのは1930年代に導入され、現在は主に航空ショーで使用されている米製のT6練習機(単発機)。16日に南部の飛行場を離陸した直後に近くの森に墜落した。
警察は声明で、「T6は離陸直後にトラブルに見舞われ、墜落炎上した」と述べた。運輸安全委員会も声明を出し、「エンジンが故障した可能性が高い」と述べた。
当局によると、この機体は最近、ドイツの個人に売却されることが決まり、16日に譲渡前のテスト飛行を行っていたという。
フィンランド公共放送(YLE)によると、このT6は海軍仕様で1942年に製造され、2020年にフィンランドに持ち込まれ、今月初めに最後の点検が行われたという。