キプロス山火事、タバコのポイ捨てが原因、2人死亡、100㎢焼失
この山火事は7月23日に南部沿岸の町近くで発生し、2人が死亡、約700棟の建物が損壊、100平方キロメートル以上が消失した。
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地中海の島国キプロスで先月発生した山火事について、米アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)は28日、山道の脇に捨てられたタバコの吸い殻が火元であったと明らかにした。
ATFは地元当局の調査を支援していた。
この山火事は7月23日に南部沿岸の町近くで発生し、2人が死亡、約700棟の建物が損壊、100平方キロメートル以上が消失した。
ATFによると、山間部の集落と集落を結ぶ道路沿いの地面に複数の吸い殻が散乱していたことが調査で判明したという。
ATFは報告書の中で、「不注意に捨てられた吸い殻から出火し、極度の乾燥と強風の影響で一気に燃え広がった」と述べている。
出火当時の現場周辺の気温は39度、湿度は10~15%、南寄りの風が吹いていた。
250人以上の消防士と14機の航空機が消火活動にあたり、3日後に概ね鎮火した。
消防によると、火元に近い集落から車で避難した老夫婦が死亡。山道に倒れていた。死因は明らかになっていない。
キプロスやギリシャを含む南ヨーロッパは5月以来、記録的な熱波に見舞われ、多くの地域で気温が上昇。50度を超えた場所もあった。
EUのデータによると、南ヨーロッパにおける今年の山火事の焼失面積は27日時点で1万平方キロメートル(東京都面積の4.6倍)を超えた。