◎事故原因は明らかになっておらず、警察が捜査している。運転手の安否は不明。
フランス南部ピレネー山脈のスキーリゾート近くで発生したバス事故について、死傷者の大半がコロンビア国籍の観光客であることが明らかになった。
事故はスキー場近くで1日遅くに発生。少なくとも2人が死亡、33人が負傷し、病院に搬送された。バスには運転手を含む合計47人が乗っていた。
地元テレビ局は「負傷した33人のうち少なくとも7人が意識不明の重体」と伝えている。
コロンビア外務省は2日、X(旧ツイッター)への投稿で、「このバスに乗っていた47人のうち30人がスペイン在住のコロンビア人であった」と明らかにした。
コロンビアの駐仏大使によると、バスはスペイン・カタルーニャ自治州バルセロナに戻る途中、事故を起こしたという。
事故原因は明らかになっておらず、警察が捜査している。運転手の安否は不明。
バスは単独事故を起こしたと伝えられているが、詳細は明らかになっていない。
報道によると、バスは道路沿いの崖に接触したとみられる。右前方から後方が大きく損傷していた。
負傷者は南フランスの4つの病院とカタルーニャ自治州の1つの病院で治療を受けている。地元メディアは120人以上が救助活動に参加したと報じている。一部の負傷者はヘリコプターで空輸された。